バレーボール
6人制バレーボール競技規則の解説≪施設≫
●コート・・・縦18m×横9m
●ライン・・・すべて幅5cmで、床や他のラインと区別できる明るい色(FIVBでは白)を使用。
●ネット・・・幅1m×長さ9.5mで、センター・ラインの中心線の垂直上に張る。
ネットには、幅5cm×長さ1mの白帯(サイド・バンド)を、各サイド・ライン上のネットに垂直に固定。
また、サイド・バンドの外側の縁に接して長さ1.8m×直径1cmのアンテナを、
ネット両サイドの各反対側に取り付ける。
※ネットの高さはこちらを参照
●支柱・・・サイド・ラインの外側0.5~1mの位置にネットを支える支柱を立てる。
高さは2.55m。
≪競技人数≫
●ゲームは1チーム6人で行う。
●1チームは最大限競技者12人、監督1人、コーチ1人、トレーナー1人、意思1人で構成
●1セットに6回まで、競技者を交代できる。
●スターティングメンバーは交代後、同一セットで1回だけ元のポジションに戻れる。
●記録用紙に記載された競技者以外は試合に出場できない。
≪服装≫
●ジャージ、パンツ、ソックスの色とデザインは、チームで統一され、
清潔でなければいけない。(リベロの色・デザインは除く)
≪審判≫
●主審1人、副審1人、記録員1人、線審4(2)人。
≪ゲームの勝敗≫
●試合は3セットを取ったチームが、その試合の勝者。
≪セットの勝敗≫
●1セットは、最小限2点差をつけて、25点先取したチームが得る。
ただし、セットカウントが2:2になった場合、最終セット(第5セット)は、
最小限2点差をつけて15点先取したチームが得る。
●24:24(第5セットは14:14)の同点(ジュース)になった場合、
どちらかが2点リードするまでゲームを続ける。
≪得点≫
●サーブ権の有無に関わらず、サイド・アウトごとに得点となる。
●得点となる主な場合は次の通り、
※ボールがどちらかのコートに落ちたとき。
※同一チームが続けて4回(ブロック時の接触は除く)プレーしたとき。
※キャッチボール、ダブルコンタクト、タッチネット、ペネトレーション・フォールト
フットフォールトなどの反則があったとき。
※バックのプレーヤーがアタックエリア内から相手に攻撃ボールを返したとき。
≪コートチェンジ≫
●セットごとにコートを交替する。
●最終セットはどちらかのチームが8点を先取した時点でコートを交替する。
≪ローテーション≫
●サイド・アウトのたびに、サービス権を得たチームの競技者は、
時計回りにポジションを移動する。
●バックに位置する3人は、アタックエリア内でスパイク、ブロックできない。
≪タイム・アウト≫
●1チーム1セットに2回まで要求することができ、1回で30秒間。
●セット間のタイム・アウトは最大3分間。
≪リベロ・プレーヤーのルール≫
●チームは、リベロ・プレーヤーを1名登録する権利を持っている。
●監督は、試合開始前、記録用紙にサインをする際、記録用紙に記載
されている競技者の中から、リベロ・プレーヤーを確認して記録員に伝える。
●記録員は、リベロ・プレーヤーが誰なのかわかるように記録用紙に
記載されている競技者の番号の上に「L」(リベロのL)を記載する。
●コート上でプレーすることができるリベロ・プレーヤーは1名である。
●リベロ・プレーヤーの競技者交代は、正規の競技者交代の回数に数えない。
すなわち、試合中何回でも競技者交代をすることができる。
●リベロ・プレーヤーの競技者交代の回数や交代競技者は、記録用紙に記載しない。
●リベロ・プレーヤーは、副審がセット開始前、スターティング・メンバーを
ライン・アップ・シートで確認するまでは競技者交代はできないが、
確認後(セット開始前)は競技者交代をすることができる。
●リベロ・プレーヤーの競技者交代はアウト・オブ・プレーのとき、
サービス許可の吹笛の前に(監督の競技者交代の要求なしに)行うことができる。
●リベロ・プレーヤーの競技者交代は、アタック・ラインとエンド・ライン間の6mゾーンで行う。
●リベロ・プレーヤは、バック競技者としてのみプレーすることができる。
(フロント・ゾーンないで、ネットの上端より高いボールを触れない。)
●リベロ・プレーヤーは、セッター・プレーヤーとしての位置付けをしない。
●リベロ・プレーヤーは、コート(フロント・ゾーンも含む)や、フリー・ゾーンの
どこからでも、オーバー・ハンド・パス(指を用いた)でトスやパスをすることができる。
●リベロ・プレーヤーは、サービスを打つことができない。
≪ネットの高さ≫
一般男子 2.43m
一般女子 2.24m
高校男子 2.40m
高校女子 2.20m
中学男子 2.30m
中学女子 2.15m
小学生男女 2.00m
ろくせん 記事
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