ビーチバレーボール競技規則の解説≪施設≫●コート・・・コートは、16×8mの広さを持つ長方形であって、最低5~6mの幅のフリー・ゾーンによって囲まれる。
競技場の表面から最低限7mの高さまでには、一切の障害物があってはならない。
●ライン・・・全てのライン幅は、5~8mとし、色は砂地とはっきり対照的な色でなければならない。
●ネット・・・高さは、男子2.43m、女子2.24mとし、棒状の計測具により
コートの中央部で測定され、ネットの両サイド・ライン上では、コート面から
同じ高さで、規定の高さより2cmを超えてはならない。
●支柱・・・ネットを支える2本の支柱は、丸くて滑らかで、高さは2.55mとし、
調整可能であることが望ましい。 この2本の支柱は、それぞれサイド・ラインの
外側0.7~1.0mの位置に設置される。
≪ボール≫ ●水分を吸収しない柔軟な皮革、合成皮革、または類似の素材で覆ったもの。
≪競技人数≫ ●ゲームは1チーム2人で行う。
●プレーヤーの交代はできない。
≪ゲーム、セットの勝敗≫ ●試合は、2セットを取ったチームがその試合の勝者となる。
●1つのセットは(最終第3セットを除き)最小限2点差をつけて、21点を先取したチームの勝ち。
最終セットは、最小限2点差をつけて、15点を先取したチームが勝者となる。
≪得点≫ ラリーポイント・システム。 相手コートへスパイクやサービスを決めた場合
返球ミスまたは、反則を犯した場合、相手チームへポイントが入る。
≪チェンジ・コート≫ ●両チームの得点合計が7点(第1、2セット)、および5点(第3セット)の倍数に
なるたびに、コートを交換する。
≪サービス≫ ●サーバーは、サービス・ゾーン内で自由に移動してよい。
≪ローテーション≫ ●なし。サーブは交互に打つ。
≪タイム・アウト≫ ●それぞれのチームに認められるタイム・アウトは、1回30秒間。
●それぞれのセット間の中断は、1分間である。
≪ブロック≫ ●ブロックのプレーは、チームの1回のプレーとして数えられる。
その後は、さらに2回のプレーができる。
≪タッチ・ネット≫ ●競技者が、ネットおよびアンテナに触れることは、反則となる。
≪センターラインオーバー≫ ●センターラインはなく、インターフェア(体の接触や声などによるプレーの妨害行為)
にならなければ、ネットの下を越えてもよい。